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吉神である歳徳神の正反対の方位に、金神が在位する。金の性で、戦争・早魃・疫病など殺伐を司り、この方位を犯すと「七殺」(しちさつ)といって、家族七人に死や害が及び、家族の数で足りない時は近隣にまで害を及ぼすという強烈な凶意を持つ。鬼門以上に恐ろしい。特に土を動かしたり、造作・修理・移転・旅行などを忌む。
ただこの金神には遊行方位と季節別の遊行日があり、さらに間日(まび)といって、金神の方位に対してものごとをしても差し支えないとされる日がある。
| 遊行方位(ゆうこうほうい) |
| 甲寅の日からから5日間 |
南の方角 |
| 丙寅の日からから5日間 |
西の方角 |
| 戊寅の日からから5日間 |
中央 |
| 庚寅の日からから5日間 |
北の方角 |
| 壬寅の日からから5日間 |
東の方角 |
| これらの方位以外は安心して何事も出来る。 |
| 季節別遊行方位 |
| 春(立春から立夏の前日まで) |
乙卯の日から5日間(東) |
| 夏(立夏から立秋の前日まで) |
丙午の日から5日間(南) |
| 秋(立秋から立冬の前日まで) |
辛酉の日から5日間(西) |
| 冬(立冬から立春の前日まで) |
壬子の日から5日間(北) |
| これらの方位以外は安心して何事も出来る。 |
| 間日(まび) |
| 春 |
「丑」の日 |
| 夏 |
「申」の日 |
| 秋 |
「未」の日 |
| 冬 |
「酉」の日 |
| この日は物事をしても差し支えない。 |
□季節の変りにかかわりなく、遊行する方位
金神がいてもその方角に九星の吉星である一白・六白・八白・九紫が来ていれば大丈夫 吉神と凶神が同座する場合も大丈夫と言われます。しかし吉星吉神がいても歳破・暗剣殺・五黄殺が来ていたらだめだとも言われます。
暦によっては、金神が「地金神(じこんじん)、庚金神(かのえこんじん)、辛金神(かのとこんじん)、」あるいは、「太金神(だいこんじん)、姫金神(ひめこんじん)、巡金神(めぐりこんじん)」というように、三つの金神に別れていたりする。その別れた理由ははっきりしないが多くの暦には「太金神、姫金神、巡金神」が掲載されており、いずれも大凶方位である。
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